今年最期の労働
今年最期の労働を終えた。
俺の職業は警備員だ。正直めちゃくちゃ最初は劣等感を覚えてた気がするけど5年も続けると流石に周りの目も慣れた。胸を張って堂々と言える職業では無いけど何も能力の無い体力だけが取り柄の俺にはお似合いかなとも思っている。
確実に若い時間を無駄にしている自覚もあるけど、四の五の言ってる場合じゃねぇ。今は黙って働く。確かにカスみたいな人としてすら見られない事もあるけどワイは生きとるんや...いつか絶対に幸せなってやるって心に決めたかんな。
300万以上の借金が自殺し出す人が出てくる命の値段らしい。
俺はもう死と隣り合わせな訳なんだって思いながら生きてたら案外なんでもできるようになる気もする。
最初は彼女できたら頑張れるって思ってたけどなんか違うんだよな...
良い人頑張って狙おうとしても何度も振られてるしその度自分や金をぞんざいに扱ってどんどんダメな方行ってた。
決めたせめて借金自己責任でちゃんと働いて返すって。
そしたら堂々とまた好きな人できたら頑張って狙いたい